オーストラリアでの引っ越し体験 ~申し込み編~
オーストラリアでの引っ越し体験談の続き。次は「申し込み」です。物件の内見が終わり、気に入った物件があったら申し込み用紙をもらって記入します。
不動産屋によって内容は異なりますが、共通するところは以下のとおりです。
・個人情報(生年月日・現住所・年齢・電話番号・メールアドレス etc)
・引っ越す理由(現在住んでいるところが狭い、など)
・現住所の前に住んでいた場所と、Bond(敷金)が全額返ってきたかどうか
・職業、勤続年数、勤め先の住所と電話番号、給与額
・Reference(照会先)数名の名前と連絡先
上記の他に、身元を証明するIDのコピーや金銭的に問題がないことを証明する資料を提出します。
・パスポート
・出生証明書
・運転免許証(国際免許も可)
・銀行残高
・給与明細数か月分
・電気料金支払い明細 etc
これらの資料にはそれぞれ点数が付いていて、「100点以上の資料を提出すること」などと言われます。
日本人の場合はここが少し厄介です。
私の場合はパスポート、国際免許証、銀行残高、給与明細、電気料金支払い明細などを提出しました。
銀行残高と給与明細は日本語だったので、それを自前で翻訳しました。
どうしても点数が足りない場合は不動産屋さんに相談すると融通を利かせてくれることもあります。
「100点届かなくてもいいよ」と言ってくれたところもありました。
ある不動産屋さんに審査のポイントを聞くと、
「Reference and Affordability」
という答えが返ってきました。要は、身元を確認できる証人がいるか、および家賃を支払っていく能力があるか、ということですね。
これを聞いて私は日本の銀行残高と給与明細をしっかりと翻訳して「十分な資金があるよ」ということをアピールしました。Reference の部分はちょっと弱いので、そこは夫の親類や共通の友人の名前を借りました。
用紙の記入が終わったら不動産屋に直接持っていって提出するか、スキャンしてメールで送ります。
そして辛抱強く連絡を待ちましょう ( ̄人 ̄)